しなやかな日々のお便り


by gitanjali
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

peco pizza☆(自由が丘)

お店に入ったらびっくり!

大学でマレー語を一緒に勉強していた先輩と久しぶりの再会☆
この先輩とは何かの縁で結ばれているみたいで、私たちは偶然な再会に恵まれている、笑

先輩と先輩のとても素敵な彼女さんと、美味しい物好きな友達と4人でsunday lunch♪
魚介類のクリームピザはとろける美味しさで、冷たいトマトパスタはとても優しく癒されました

その後、自由が丘を散歩しながら雑貨屋さんで後輩の就職祝いプレゼントとしてマグカップを購入~

* * *
peco
http://www.geocities.jp/pizzapeco/aboutpeco.html
[PR]
# by gitanjali | 2009-05-10 00:00 | 【美】美味しいもの、緑のもの

ちょっと長い土曜日

国際協力やCSRに関する勉強会を定期的に開催している仲間と私の家でブランチ♪ 女の子が一人来られなくなって、気づいたら男4人、アメリカンワッフルが猛スピードで消えて行きました、笑

午後は自由が丘にある大好きなPG GAUZEから、先週赤ちゃんが生まれた合気道の先輩にベビーの名前入りハンカチとタオルとうさぎちゃん人形のプレゼントを贈る☆

夜は高校の同期の誕生日パーティ~ BilliBowというビリヤードとボーリングを合体させた遊びで盛り上がり、朝までカラオケ!久しぶりのオールで正直疲れたけど、みんな声がめちゃくちゃいいので、懐かしい曲、ふざけた曲、癒される曲であっという間に朝でした♪

* * *
“A day without laughter is a day wasted.”
-Charlie Chaplin

PG GAUZE
http://www.pg-gauze.jp/index.php

Billi Bow
http://www.billibow.co.jp/
[PR]
# by gitanjali | 2009-05-09 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

Robert F. Kennedyのスピーチ

会社で素晴らしい文章が転送されてきた

..... Too much and for too long, we seemed to have surrendered personal excellence and community values in the mere accumulation of material things.
Our Gross National Product, now, is over $800 billion dollars a year, but that Gross National Product - if we judge the United States of America by that - that Gross National Product counts air pollution and cigarette advertising, and ambulances to clear our highways of carnage. It counts special locks for our doors and the jails for the people who break them. It counts the destruction of the redwood and the loss of our natural wonder in chaotic sprawl. It counts napalm and counts nuclear warheads and armored cars for the police to fight the riots in our cities. It counts Whitman's rifle and Speck's knife, and the television programs which glorify violence in order to sell toys to our children. Yet the gross national product does not allow for the health of our children, the quality of their education or the joy of their play. It does not include the beauty of our poetry or the strength of our marriages, the intelligence of our public debate or the integrity of our public officials. It measures neither our wit nor our courage, neither our wisdom nor our learning, neither our compassion nor our devotion to our country, it measures everything in short, except that which makes life worthwhile. And it can tell us everything about America except why we are proud that we are Americans.

あまりにも長い間、
私たちは人格や共同体の重要さよりも、
物質的な富を蓄積することをはるかに優先させてきた。

今や8千億ドルを超えたアメリカのGNPだが、
その中には、空気汚染や、タバコの広告や、
ハイウェイでの多数の事故死者を運ぶ救急車が含まれている。

家を守るための特殊な鍵、
それを破って侵入する犯罪者たちを収容するための牢屋もGNPのうちだ。

巨木の立ち並ぶレッドウッド原生林の破壊、
美しい自然を呑み込んでゆく都市化の波も、GNPを押しあげる。

戦争で使われるナパーム弾も、 核弾頭も、街頭のデモ隊を蹴散らす警察の装甲車
も。

ウィットマン社製のライフルもスペック社製のナイフも、
子どもたちにおもちゃを売るために暴力を礼賛するテレビ番組も。
しかし、そのGNPの中には、
子どもたちの健康も、教育の質も、遊びの楽しさも含まれていない。

そこには詩の美しさも、夫婦の絆の強さも、
政治における知的な議論も、役人たちの誠実さも、勘定されない。

私たちの機知も勇気も、知識も、学びも。
私たち一人ひとりの慈悲深さも、国への献身的な態度も。
要するにこういうことだ。
国の富を測るはずのGNPからは、 私たちの生きがいのすべてがすっぽり抜け落ちてい
る。
GNPはアメリカという国について物語っている。 ただし、私たちが誇りに思っている
ことを除いて。
[PR]
# by gitanjali | 2009-05-08 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

父と妹と京都へ☆

京阪電車のおかげで川向かいの中之島駅から座り心地の良いシートで京都まで乗り換えなし、便利やわ~

ランチは妹が予約してくれた六角にある小さなフレンチ☆
香豊かな豚肉のバルサミコソースとさっぱりしたグレープフルーツプリンが最高でした!

その後、二年坂まで歩いて、妹と私は嘉祥窯で陶芸体験教室
湯呑の焼きあがりが楽しみ♪

ディナーは食材を父と買い物に行って、母の炊いてくれた玄米小豆ご飯と、私の手料理
良い一日でしたね

* * *
Gaspard ZinZin (六角・京都)
www.gaspard-zinzin.com

嘉祥窯
http://www.kashogama.com/
[PR]
# by gitanjali | 2009-05-03 00:00 | 【旅】いつもと違う一日
海あり山ありの神戸
三宮から新神戸までフラワーロードをお散歩して、ロープウェーでハーブ園まで

ワイルドストロベリーの可愛い白いお花や、ローズマリーの小さいブルーのお花に癒されながら、ガイドのお姉さんにいろいろと教わりました

ハーブは本当に大好き!そしてやっぱり食べられるのが一番好き、笑
レモンをいれるとピンクになっていくマローブルー、家族と食後にゆっくり飲んでお話するのが楽しいね♪

* * *
神戸布引ハーブ園
http://www.shinkoberopeway.com/
[PR]
# by gitanjali | 2009-05-02 00:00 | 【旅】いつもと違う一日
祖父の趣味は食べること

幼いころ、お母様が作ってくれたお弁当が美味しかったらしい。お弁当箱に半分ぐらいご飯を入れて、その上に鰹の醤油和えをまぶして、さらにご飯を入れて、鰹の醤油和えをまぶしたお弁当。(ちなみに、父は亡き母上が作ってくれた海苔弁当が懐かしいらしい。いつもお弁当の蓋にびっしりとついてしまう海苔を几帳面な父はお箸できれいにとっていた。)

祖父はとにかく胃を満たすことが好きだ。ランチをして、ゆっくりとお家に向かって歩いていると、小さなスーパーの前で杖を持って祖父の足はぴたっと止まる。「ゆっこ、ここ入ろう」と言われて「なんで?何買うん?」と聞くと「うまいもんあるやん」と答える。お昼ご飯にステーキを食べたばかりであるが、祖父を私は止めることができない ^^

妹が一度、同じ様な調子でランチの後にスーパーでお饅頭を買ったらしい。お部屋に帰って饅頭を一つ食べて、残っている饅頭を妹は祖父に明日食べなさいと言って片付けた。祖父はうなずいて眠そうな顔をして、妹にもう早く帰りなさいと言った。ベッドの布団の中に隠れたが、妹が部屋の扉を閉めて帰ろうとすると、部屋の中からごぞごぞと音がする、ん?と思って部屋の中をのぞくと、薄ぐらい部屋の中で祖父はお饅頭をこそこそ食べていたとのこと、笑

* * *
リストランテ・ラーゴ
http://www.ristorante-lago.com/
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-30 00:00 | 【美】美味しいもの、緑のもの

箱根☆

彫刻の森美術館
  箱根で八重桜に出会えるとはなんと嬉しいサプライズ、それもまだまだ散る気配のない元気良さ!
  この季節の紅葉が一番好きな私、ベランダの紅葉も新芽がいっぱいいっぱい、盆栽のはずなんやけど伸び伸びと育て過ぎたかも、笑
  レモンやみかんの入っている温泉足湯でぽかぽかしながら、ちもとの湯もちであぁ幸せ、裸足のままお散歩
  「あなた、私がベランダのお花をいつもきれいに、してあげている、から良かったね」と無表情な旦那さんに文句を言うかのように強引にアピールするおばちゃん、こっちは日傘に隠れて爆笑しながらソフトクリームを食べる

大湧谷
  強羅を超えると、地の肌を痛々しくめくった山の斜面のあちらこちらから湯気が漂う
  温泉の香りで味付けられた、黒くゆであがった卵
自然色に染まっている山と青い空をバックグラウンドに真っ白でつるつるな卵を片手で高く持ち上げてにらめっこしてみる、そしてそれをぱくっと食べて、祖父母の延命を祈る

芦ノ湖
  太陽に染まる湖に浮かぶ小さな釣り船とその上に立つ男のシルエット、鶯が歌いたくなる気持ちが分かるような気がする

天山
  藤の花を見上げながらミルクのような露天風呂に浸かり、一日の無数な喜びに感謝する、ここはいつ来てもお月さんが綺麗ね、ありがとう

* * *

ちもとの湯もち
http://yumochi.com/

天山
http://tenzan.jp/tenzan/index.html
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-29 00:00 | 【旅】いつもと違う一日

大切にしたいこと

できていないことばかりだけど、毎日心がけるようにしよう

素直な笑顔と笑いを大切にする
美味しくご飯を食べる
深呼吸する、早寝早起きする

挨拶、お礼、お返事を必ずして、ゆっくり丁寧に話す
謙虚さを忘れず、相手の話を聞いてから自分の意見を言う
自分の意見が完璧ではないことを知る
人を信じ、アドバイスや忠告を柔軟に受け入れる

文句を言わない、遅刻しない、人をばかにしない、できないことは約束しない

人の器ではなく、人の中身で評価し、褒める
自分が恵まれていることに感謝する
前向きに頑張る、比較するのは他人ではなく昨日の自分

明日に向かっての夢と希望、自ら信じる道徳と哲学を持ち
人生の物語を次世代に伝えていく

* * *
“What lies behind us and what lies before us are tiny matters, compared to what lies within us.”
- Ralph Waldo Emerson
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-28 00:00 | 【想】起こったこと、感じること
一人ぼっちではない富士山を久しぶりに見た

近くの山脈と仲良くしながら、金魚の形をした雲と遊んでいる富士山、とても可愛らしかった
氷のように冷やりとしている山頂の雪を太陽が眩しく、ゆっくりと描いていく

改めて富士山は足で踏んではいけない山だと感じた

* * *
開光庵
http://www.yrph.com/other/tea/index.html
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-27 00:00 | 【旅】いつもと違う一日
赤いレンガの壁に溶け込むように無数のワインレッド、そして真っ白のチューリップが飾られていた
その多くの切られた命を見て、体が冷え込み、無表情になってしまった私

でもお姉さんにお話を伺って見ると、なんとそれは明治時代に横浜港から運ばれ根付いたといわれている新潟のチューリップの球根を育てるために摘み取り捨てられるチューリップの花であった

球根に命を捧げたお花が一瞬にして美しく思えた

人もそうだけど、storyがあって、対話があって、理解・信頼が生まれるのね

"The one who tells the stories rules the world."
- Native American (Hopi) Proverb

* * *
にいがた花絵プロジェクト
http://www.niigata-hanae.jp/
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-26 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

築地でご飯

築地の本願寺は夜になると秘かに暖かい光に浴び、静かに寒そうにしている
前の大通りを走る車は賑やかな交差点に向かう

シャッターの閉まった背の低い商店の間に猫が好きそうな隙間がある
過ぎ通りそうになるが、奥からの白熱灯がその隙間の縦長なシルエットを照らしている

築地での食事は初めてだった
魚が滑りそうな床の店で、カウンター越しに季節のお野菜と新鮮なお魚を頂いた

その美味しさには哲学を感じてしまった
やはり哲学を持って仕事をされている方の言葉は力が有りますね


* * *
“Really great people make you feel that you, too, can become great.”
- Mark Twain
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-23 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

お仕事の一日

午前中はお客様とクリーンテックやESG(環境・社会・ガバナンス)投資に関するワークショップ
  ・お菓子は季節のもの、京都の鶴屋吉信の「山つつじ」
    2月に合宿をした芦ノ湖の山のホテル、つつじ園が有名なのに全く季節はずれだったのよね
  ・今日はアースデイなので、お土産に日本のお野菜の種をお持ち帰り頂く
    ちゃんと育ってくれるといいなぁ

ランチは会社の先輩達と丸の内ビルのクア・アイナ
  ・さすがにアボガドバーガーは食べにくそうやったので、お上品にターキーブレストサンドイッチ
  ・ランチ代をおごってもらったので、次回のオールスタッフミーティングでは手作りのお菓子を持って行くことになりました、笑

午後は新興国の貧困層向けのBOPビジネスに関するミーティング

その後、いろいろとあり、いつもより遅くなって少し疲れたけど、なんか不思議とハッピー
一緒にお仕事している人たちは良い人たちだし、お客様も優しくて面白い人たちです

本日はこれで店じまい ^^
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-22 00:00 | 【想】起こったこと、感じること
見事な八重桜が知らせる時の移ろい
夜桜に過ぎしことを預けて、久しぶりに寄席に向かった

焦げ茶のカウンターのうえに姿を見せる小さな白熱灯の電球がいつもより眩しいが、垢ぬけない自分が相変わらずゆかさんに不思議ちゃんと呼ばれているのに気づく

今日の言葉は「食わず嫌いを言わないで、とにかくやってみる」
心身ともに何かに打ち込みたいと思っている最近の私だが、恥ずかしながら味見しかしていないものが多い

スタイルとリズムを磨くソーシャルダンス
ジョージウィンストンの曲を弾くためのピアノ
好きな詩や文章を絵にするカリグラフィー
手料理に優しさを与えてくれる陶芸
体を幸せにするマクロビオティック、精進料理、薬膳
季節の恵みに感謝する野菜育て
自然の多様性を活かすパーマカルチャー
そして、バイオリン、バレー、合気道、茶道

どれも中途半端なのはあかんな・・・

* * *
“You are never too old to set another goal or to dream a new dream.”
- C.S. Lewis
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-21 00:00 | 【想】起こったこと、感じること
久しぶりに感動、世の中まだ捨てたもんやないね

Mystery donors give over $45M to 9 universities
http://news.yahoo.com/s/ap/20090416/ap_on_re_us/mystery_gifts
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-20 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

お部屋の草木たち

今朝、ベランダを見たら黄色のハイビスカスちゃんが朝日に向かって元気よく咲いていました♪

久しぶりにお部屋にいる緑の子たちを記しておこう

お花のつぼみがいっぱいのオリーブ
ぴかぴかの新芽のついた月桂樹
ぐんぐんと伸びていく香豊かな山椒
びっしりと若い葉にかぶさっている紅葉の盆栽
窓際で大人しくしているはぜの盆栽
一枚の葉っぱから三枚に増えたレモンの苗

その他、紫式部、金柑、木瓜(紅白)、シュガーバイン、ジャスミナム、水仙(白黄)、小菊(黄)、ミニローズ(黄)、スパディフィラム、ローズマリー、ミント(アップル、スペア、カーリー、ダーク)、三つ葉、パセリ、しゃしゃんぼ、水竹、ウォーターバコバ、アジアンタム、カボック、ミニ多肉植物とサボテン、パキラ、アイヴィー、ポトス

* * *
“We need to find God, and he cannot be found in noise and restlessness. God is the friend of silence. See how nature - trees, flowers, grass- grows in silence; see the stars, the moon and the sun, how they move in silence... We need silence to be able to touch souls.”
- Mother Teresa
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-19 00:00 | 【美】美味しいもの、緑のもの

六甲アイランドの小学校

最近、小学校の時に戻りたくなることがある

学校に着くと真っ先にプレイグラウンドに行き、サッカーをしたり、タイヤスイングで遊んだりしたおてんば娘時代

JRや六甲ライナーの改札を通る度に、定期のまだ持っていない妹が後ろからついてきているかを確認した日々

車がほとんど走しらない新しく真っ直ぐな道路、四つ葉のクローバーを必ず見つけることができる芝生の小さな秘密の場所

カフェテリアのオーブンが燃えてしまい、ランチがないと言われて本当に焦ったエイプリルフール

阪神大震災前の六甲アイランドには、Super Wooperというスライダーが何十本もある大型アミューズメントプールがあり、大きなビニールの浮輪に身を任せスライダーを超スピードで流れるのがめちゃくちゃ楽しかったなぁ
(水着姿で学校から近くのリバーモールまで歩いて、買い物客が歩いたり、カフェで食事をしたりしているショッピングモールを流れる川?で水遊びをしたこともあったな、笑)

* * *
“Our whole life is but a greater and longer childhood”
- Benjamin Franklin
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-16 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

友情の絆

先日、伯母が珍しく電話をかけてきた
私の心に名言を残していく伯母のその日の言葉は
血縁関係には理屈なんかあらへんねん

生まれた時には縁もゆかりもなかった人といつしか出会い
強制されてもいないのに約束し、信じる
それには不自然さも、無理も、こじつけも、見せかけもない
なんと不思議な友情であろう

* * *
“Flatter me, and I may not believe you. Criticize me, and I may not like you. Ignore me, and I may not forgive you. Encourage me, and I will not forget you. Love me and I may be forced to love you.”
- William Arthur Ward
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-14 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

ヤビツ峠 初鹿!

甘い生姜煮にしようと思っていた空豆がちびっ子で、心細くなりながら薄皮を剥いていたところ、友達が迎えに来てくれて、夜一回り~ヤビツ峠まで行ってきました☆

満月に癒される夜景のシンフォニー、フレンチホルンの音色が恋しくなった

神奈川県唯一の村、清川村の林道で、鹿! それも二頭!
お尻が白くて、ふわふわしていて、可愛かったです ^^
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-11 00:00 | 【想】起こったこと、感じること
「平和を望む、誰からもコントロールされない生活がしたいからだ」とベトナムの農村民が答えたようだ。

Freedom from Control がベトナムであれば
Freedom from Fear がビルマである
日本はなんだろうね Freedom from Mediocrity かな

* * *
“Peace is not merely a distant goal that we seek, but a means by which we arrive at that goal.”
- Martin Luther King, Jr. quotes

“Goodbye, Father. I'll speak for you. I speak for all mediocrities in the world. I am their champion. I am their patron saint. On their behalf I deny Him, your God of no mercy. Your God who tortures men with longings they can never fulfill. He may forgive me: I shall never forgive Him.
Mediocrities everywhere, now and to come: I absolve you all! Amen! Amen! Amen!”
- Salieri in the final scene of Amadeus
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-10 00:00 | 【本】読み終わって思ったこと

母方の祖母

ふっくらと力強い体の背中が曲がりだしても、電話から漏れてくる祖母の声は相変わらずよく通る丈夫な声である。親戚中に羨ましがれる彼女の小顔は、何でも話し、昔は梅干しの種も歯で割るほど何でも噛む、怖いもの知らずの可愛らしさがいつも漂っている。

祖母は妹や弟の面倒見の良い姉であり、優秀な看護師であった。お菓子屋さんを開業する祖父を手伝いに、実家の福井を離れ大阪に出てきたが、商売は長く続かず、その後二人は八百屋さん「越前屋」を営むこととなった。

越前屋の二階部分に祖父母は住んでいた。二階に上がると廊下にでる前の踊り場が祖母の作業場。薄ぐらい光が射す窓の下に、使いこなされて木目がぼこぼこしている木の机と蛍光灯のランプがあった。錆びている鉄の大きなハサミや古着やぞうきんのハギレ、いらないボタンがいっぱい詰まっているビンやゴムでとめてある白っぽいノリの袋がいつでも使えるように置いてあった。

祖母は針仕事や編み物が得意で、いらなくなった着物で洋服を作ったり、カーディガンをベストにして残った生地で鞄を作ったりした。私と妹が子供の頃は、黄色やピンクの花がらのお手玉を作ってくれたり、今でも私の部屋に飾っている親指ぐらいの小さなキューピー人形に洋服を編んでくれたりした。ふぅむふぅむと息をしながら口で指先を濡らして糸を結び、歯で糸を切る祖母の姿はどこか頼れるところがあって安心した。さすがに最近は細かい仕事も難しくなってきたようだが、それでも毛糸で可愛らしい食器洗いのスポンジを編んでくれる。

廊下のつきあたりの部屋には食卓があり、その隣がキッチンであった。南に向いているダイニングの窓は風通しが良く、そこから越前屋の日焼けした朱色の屋根を見下ろせた。祖父は重い虫眼や筆ペンと新聞広告の裏紙を近くに置き、キッチンに立つ祖母からよく見えるテーブルの壁際の椅子に、窓を背にして座っていることが多かった。

キッチンの鍋はどれも大きかった。祖母は越前屋で売るお惣菜も作っていたため、料理する量が半端ない。母が嫁入り道具としてお鍋を買い行った時、彼女の選ぶ鍋の大きさに友達がびっくりして、何人分料理する気なの?!と驚いたらしい。

母が入院しているある日、祖母は私の注文しすぎた人参を冷蔵庫に発見し、こんなたくさんの人参どうすんの?!、とびっくりし、せっせと人参を千切りにして鍋いっぱいのきんぴらにしてくれた。量は多かったが、十五本以上の人参を腐らせることなく父と妹と三人で食べきることができたので感謝した。それ以来、冷蔵庫に人参が残っていると、私は直ぐにそれをきんぴらにしてしまう。

祖母の手料理は母の味より濃い目ではあったが、私の舌の記憶には懐かしく残るものが多い。夏の暑い日に食べる、シャーベットのように凍らせてある南京かぼちゃと小豆のいとこ煮は特に絶品であった。また、盆踊りの後に用意してくれていたそうめんも大好きだった。そうめんなんて料理に入らないと言われるかもしれないが、祖母お手製の干し椎茸が少し出汁を出し過ぎた麺汁が美味しいのである。

少し前の夏、お昼はそうめんにしようと決めたある日、紀伊国屋に買い物に行った。そうめん汁の値段が高いので、麺汁は家にあるそば汁でいいじゃないかと友達は言ったが、家にあるそば汁には椎茸の出汁が入っていないからいやだと言い張る私をしつこいと怒って、その人と始めて喧嘩したことがあった。帰りの車の中で、冷静になって考えてみるとそうめん汁に椎茸の出汁が入っている必要は特にない・・・祖母の味が恋しかっただけだ。

食べることが好きな祖母は、料理だけでなく、野菜やお花を育てることも好きだ。越前屋をやめてから住んでいる団地の菜園では季節の野菜やお花がいつも元気にしている。しそ、オクラ、トマト、春菊、茄子、きゅうりと色とりどりの野菜が育っている。一昨年前の十月に私は祖母に相談して、空豆を種から植えることにした。その冬、私は何度か祖母に電話をして、空豆の成長を報告したり、空豆が寒さを乗り切るための工夫を教えてもらったりした。

季節が少しずつ変わっていく中、私と祖母の関係も何か新しいものへと変化していった。会社の昼休みや仕事帰り、時には次のお客様との打ち合わせまでの空き時間に、私は祖母に電話をして、特に用事がなくても緑の子たちの成長や季節の変わりについて話をするようになった。

最近、友達にこのお話をしたとき、孫の成長だね、と言われてちょっと嬉しかった。

* * *
“You do not really understand something unless you can explain it to your grandmother”
- Proverb
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-10 00:00 | 【昔】小さい頃からの想い出
“When the Lord closes a door, somewhere, He opens a window”
One school at a time, windows are being opened for the children -in particular girls- of Pakistani villages.

Someday, somewhere, somehow you feel you too must go, when the calling comes…

Three Cups of Tea
http://www.threecupsoftea.com/

* * *
“He who cannot change the very fabric of his thought will never be able to change reality.”
- Anwar Sadat

“Education is the most powerful weapon which you can use to change the world.”
- Nelson Mandela
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-09 00:00 | 【本】読み終わって思ったこと

ピッツァナイト♪

昨夜、お友達のお家についたら、あれ?誰もいない?
と思ったら、カンカンカンカンとサンダルで走る音が外から聞こえてきて階段を上がってくる
なんと優しい~お迎えに来てくれてたんや~(すれ違いになってごめんね)

お友達とはピッツァナイト! 
アンチョビ、ソーセージ、まいたけ、たまごの焼き立てピッツァをいっぱい食べました!
(食べ過ぎて、自由が丘に帰ってから緑道を都立大までジョギングしてしまいました、笑)

私もオーブン欲しいなぁ~☆

そして、次回は私の家でワッフルパーティ!

ふにゃさんのブログ
  http://www.sfc.wide.ad.jp/~funya/blog/archives/2009/04/08/
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-09 00:00 | 【美】美味しいもの、緑のもの

母方の祖父 II

祖父はほりが深く、肌が濃く、甘えのない引き締まった身体つきであった。祖父の小学校時代の写真集には、セピア色に染まっている和服を着て並ぶ坊主の中に、ひと目で祖父と分かる男前な輪郭が写っている。整った顎におさまっている細い唇は、常に何かを考えているように見えても言葉数は少なく、静かにしていた。ゆっこちゃんはかわいいなぁ、ゆっこちゃんはあたまいいなぁ、といつも優しく繰り返して頭をなでてくれた。

でも何か気になることがあると、飛びついてくるかのように祖父の言葉は突き刺さってくる。ケーキに飾るキウイフルーツを皮むきでひいている時、もったいない!、と祖父の一言で全身にヒビが入ったかのようにびっくりしたことがある。何事にでも言い返す技を幼いころから身につけてしまっているはずの自分を忘れ、怒ることのない祖父のお叱りの言葉には一生懸命に謝りたくなった。何がもったいないのかさっぱり分からなくても、涙がでるほど心が痛んだ。
泣きそうな顔をしている私に祖父は包丁を持って来なさいと言った。果物ナイフを持ってきた私のもう片方の手からキウイフルーツをとり、祖父は丁寧にその皮を剥きだした。それは素晴らしく薄い、美しいキウイフルーツの皮であった。その日以来、私は必ずキウイフルーツの皮を果物ナイフで丁寧に剥くようになった。

祖父母は八百屋さんを営んでいたが、祖父は昔、お菓子をつくっていた。このことを始めて知った時、それはあまりにも自然過ぎて微笑んでしまった。三ツ矢サイダーと雪印のコーヒー牛乳を冷蔵庫に常備していたり、ぼんたんあめをポケットにいれていたり、あんパンを買いに突然消えてしまったりする祖父は、誰の目から見ても甘い物好きであった。

キウイフルーツで怒られた日、一生懸命と無駄に頑張っている私にしぼり袋を寄こしなさいと言い、祖父は波を描くようにシフォンケーキを綺麗にホイップで飾ってくれた。料理なんて大人になればいつでもできるから、と母親に言われて育った私にとって、お菓子作りはなおさら関心を持ってはいけない大人の世界であった。でも私は梅田の阪神百貨店の地下で、白い帽子と服を着たパティシエが洋菓子を作っている秘密の世界をガラス越しで息を静かにして眺めるのが好きな子だった。身近にいる人が―それも自分の祖父が―その禁じられた世界の魔法を披露できると知った喜びと、確かな腕を自慢しない職人的な祖父の表情を今も忘れることができない。

器用な祖父の右手の中指の先は、薬指の方向に曲がっていた。その曲がっている骨を私はいつも優しく慰め、口づけしたくなった。哀れに思われている指を全く気にせず、祖父の手はそこらへんにある薄い板に干支の動物を筆で描いたり、新聞の折り込み広告を使ってみかんの皮を捨てる箱を次々と作ったりした。

祖母も洋服や鞄を作ったり、セーターを編んだりと器用ではあったが、見た目も性格も祖父の正反対と言ってもいいであろう。いや、相手にかけている部分をお互いが補おうとして、徐々に正反対の性格になっていったと言っても可笑しくない。正反対の二人であったからこそ祖父と祖母は「人」という字を書くようにお互いを支え合って生きていた。

祖父は生まれて直ぐにお母様を亡くし、お姉様に育てられた。そのお姉様もこの世を去ってしまった時、兄夫婦が祖父を家に迎えてくれた。そのお家には、祖父と同じ年頃の子どもがいて、いつもお饅頭を食べさせてもらっていた。羨ましがる子供心で、大人になったらお菓子屋さんになりたいと祖父は決めた。

祖父の親戚が祖母のことを大変気に入り、戦争中であったが祖父は結婚のために中国から帰国し、幸いなことに日本で終戦を迎えることとなった。戦後、祖父はひとりで神戸のモロゾフや新宿の中村屋で修行を重ねた。大阪で商売を始める準備ができてから、看護師をしていた優秀な祖母は誇りに思っている仕事と実家の福井を離れ、祖父の饅頭を売り歩いた。

しかし、まだ甘いものを食べる贅沢のできない日本で、祖父母は饅頭で食べていくことができなかった。その時生まれたのが、母親が育ち、幼い頃は姉妹でよく遊びに行った、八百屋さん「越前屋」だった。

* * *
“Do you know what friendship is?” he asked.
“Yes,” returned the gipsy. “It is to be like brother and sister; two souls that touch without mingling; two fingers of the same hand.”
“And love?” proceeded Gringoire.
“Oh, love,” she said, and her voice vibrated and her eyes shone, “that is to be two and yet only one—a man and a woman blending into an angel—it is heaven!”
  - Victor Hugo Notre Dame de Paris
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-08 00:00 | 【昔】小さい頃からの想い出

母方の祖父

シャンゼリゼ通りをエトワール凱旋門に向かって歩き、細い道を右に登ったところにはモダンなパリを忘れさせてくれるHotel de Vignyがある。

ロビーの油絵に眠る裸の男女の体を、白いレースのカーテンから入ってくる日曜日の日差しが優しく暖めていた。昨年の夏、その裸体の曲線を目で追いながら、パリに無事に到着したことを家族に知らせるために日本に電話していた私は、父に母方の祖父が亡くなったことを知らされた。

到着したばかりの異国において、いつも私の頭や手をなでながら可愛がってくれていた祖父の存在を突然近くに感じた。愛する人がいなくなると、天に叱られるような、心身共にさらわれる苦しさと虚しさしか残らないと思っていた。お天道様に身守られるような、安らぎの気持ちが訪れるとは、不思議でしょうがなかった。

愛される人が愛する人をなくすことはこんなに素敵なんや。
祖父への感謝の涙がとまらなかった。

* * *
“The greatest happiness of life is the conviction that we are loved -- loved for ourselves, or rather, loved in spite of ourselves.”
  - Victor Hugo
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-07 00:00 | 【昔】小さい頃からの想い出

二人でご飯

ありがとうね、一緒にいてくれたからご飯がとても美味しかった♪
何も難しいことはしてへんよ、シンプルな素材に隠し味は・・・・笑

ふにゃさんのブログ
  http://www.sfc.wide.ad.jp/~funya/blog/archives/2009/04/06/
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-06 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

呑川緑道

世田谷の緑道でのお花見、静かに流れてしまう声にはほっとする
人があまりに騒いでいると、桜の木も疲れるでしょう

もしこの桜並木が月にあったら、花びらの中を泳げるのかしら
桜の空に向かって恥ずかしく微笑みながら、翼が欲しいと願ってみる

この緑道に出会った時、私は探し物をしていた
あるものを探している時、それとは違う何かに出会ってしまう
可笑しなことによくあることだ

* * *
呑川緑道
  http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00019331.html
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-05 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

温かい冷たいパスタ

中学校と高校の修学旅行
6年生の夏、箕面の山でキャンプ
7年生の夏、広島と宮島
8年生の夏、天橋立
9年生の夏、長野にスキー
10年生の夏、11年生の夏、(あれ、どこにいったかしら?)
12年生の夏、Habitat for Humanityでフィジーに家を建てに行く

昨日のブログで「キャンプのパスタ そうめんと間違えてパスタ麺を冷やさない人」と書いたのは、6年生の夏のこと・・・

箕面の山にキャンプに行った夏の夜、夕飯はミートソースパスタであった。
「パスタ茹で担当」の私は時間どおりにパスタを茹で、大きなザルにそれをあけた。
そして何を考えていたのか、
先日、そうめんがのびないよう、茹でた後に冷水で冷やしていた私は、無意識に水道の栓をひねり・・・
「ゆっこ!なにしてんの~!」 誰かが叫んで、びっくりしたぁ
湯気の立っているパスタに私は平気な顔で冷水をかけていたのだった
「え、のびないように冷やすんじゃないの?」
「なんでやねん・・・」

結論→ クラスの男子が我慢して温かいミートソースのかかっている、冷たいパスタを食べてくれた(どうかお許しください、十何年も経った今でも、思い出すだけで鳥肌が立つわ、涙)

まぁこんなことがあったり、初めての彼氏のお家でひじきの煮ものを作ろうとして、ザル大盛りに入っているひじきを派手に床にひっくりかえしたり・・・料理のセンスが疑われることが今まで何度もありました

幸いなことに、美味しいお野菜やご飯好きの友人に恵まれ、たまにはシンプルな手料理で友達をお家に呼べるぐらいに成長しました、笑

(ちょっと恥ずかしいのですが、先週末遊びに来てくれた友人がブログにブランチの写真を載せてくれました ^^)

えみちゃんのブログ
http://ameblo.jp/gt22/entry-10235428764.html
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-03 00:00 | 【昔】小さい頃からの想い出

心を改めて

ピアノの教室    先生が求めるタッチを流れるように演奏できる人
バレーのレッスン 足首が柔らかくて基本のプリエができる人
バイオリンの演奏 オーケストラに合わせて音程どおり弾ける人
プールの授業   平泳ぎができる人
体育会の競走   最後の最後で妹に負けない人
キャンプのパスタ そうめんと間違えてパスタ麺を冷やさない人
合気道の練習   体が柔らかく腰をうたずに受身を取れる人
サルサ・パーティ ラテンな腰の動きができる人
スキーの旅行   スピードを出し過ぎて木にぶつからない人
茶道のお稽古   品があって、おしとやかで、落ち着いている人
ベランダの野菜  そら豆についたあぶら虫を一人で退治できる人
陶芸の教室    冷たい土からぬくもりのある器をつくれる人
  ・・・になりたかったけど、私は何事においても飽きっぽく、才能がないようである

こんな私を見守ってくれている家族と親友のみんなに心から感謝している

でも甘えてはいけない
一生懸命に頑張っていない証拠なのかもしれない
何か一つ、人生で誇れることを成し遂げたいと思う

* * *
“It is a curious thought, but it is only when you see people looking ridiculous that you realize just how much you love them.”
- Agatha Christie
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-02 00:00 | 【想】起こったこと、感じること

父方の祖父

大阪の家は父方の祖父なきに語ることはできない。

大阪の家は福島区福島にあった。江戸時代には中津藩蔵屋敷で福澤諭吉が誕生した地であり、明治以降には中小企業の工場地帯となり松下電器産業が創業した地でもある。現在では印刷・製本工場や、自動車部品などの卸業者が多く立地している。私の祖父は自動車部品を修理する機材を扱う会社を営んでいた。

祖父は奈良の百姓の次男坊。小学校入試の面接が終わった時に、校長先生が片手に飴ちゃん、片手に十円玉を差し出し、どちらか好きな方をお土産としてあげると言われた時、祖父は迷わず飴ちゃんを選んでお母様に叱られる子供だった。十円玉で飴ちゃんがいくつも買えるではないか。

「光治さん」と祖父はいつもお母様に呼ばれていた。世の中には大きな子供のような大人がいるが、子供はみんな小さな大人として生まれてくると考え、子供であることを決して甘くみないお母様であったに違いない。

次男坊であった祖父のために、小学校を卒業してから働く先を探していた祖父のお父様は、まだ卒業していない彼を連れて生駒山の大阪側にある石切さん(石切神社)に行った。二つの働き先で悩んでいたが、祖父は将来「速いもの」に恵まれるであろうと伝えられ、十三歳の祖父はひとりで家族を離れ、満州の自動車関連の会社に勤めることになった。

祖父は寒いところが好きだった。何でも掴みそうな大きな手は、いつも温かかく、その手に合わせて、顔も、耳も、声も大きかった。でも、奈良の小学校の校長先生と大阪の港で別れを告げ、ひとりで満州に船で渡った祖父はまだ小さかった。大連の急な坂道で重たい荷物を縛り付けた自転車をおせなく、自転車と一緒に下に引きずられそうになっているところを通りがかりの大人がいつも助けてくれたそうだ。

満州で大人になった祖父は、第二次世界大戦とともに兵隊になった。中国語が話せて、現地の寒さに慣れている体の強い彼は、満州の一番北の方、ハルハ川の流れるノモハン近くに行かされた。零下三十度の極寒のこの地で、祖父は一度ズボンに小さな穴があるのに気づかず、凍傷しだした部分から足が腐らないように切断を医者に勧められた。枯れ葉になる自分を想像する恐ろしさ、それに少しも動揺しない医者に腹を立てたであろう。幸いその夜、一晩かけて彼の足をマッサージしてくれた女性の方により、彼は今も強い足がしっかりと二本ある。

一九四五年の夏、ハルハ川を越えてくるとされていたソ連戦車の下に梱爆を抱えて飛び込む自爆攻撃の訓練をしていた祖父と仲間は、一番上等な兵隊服を着て全員集合するように命じられた。その日、ラジオから聞こえてくる高い“声”が告げるのは終戦であった。

奇跡的に帰国した祖父は、自動車関連の会社に勤めることになった。妻と子供がいてもよい歳であったが、営業実績がどんなに優秀でも一年目の若い社員と同じ給料しか貰えない彼には、家族を養う余裕はなかった。

祖父はひとりで起業することにし、大阪の福島から奈良・和歌山・兵庫・京都を自転車で営業した。私が小学生の頃、昭和の道に鍛えられた自転車に座布団を縛り付けて、大阪の福島から箕面まで片道二時間かけて来た祖父が平気な顔でいたのは、この時の経験があったからであろう。

自転車で毎日働きに出かける祖父が大阪の福島の街を走っている時、「ちりんちりん~ちりんちりん~あいつまた走っとるや~」とよく馬鹿にされた。でも祖父は休日も、雨の日も、自転車で必死に営業し、会社を成長させ、一階が暗い倉庫の大阪の家を建ててくれた。

* * *
“We are made wise not by the recollection of our past, but by the responsibility for our future.”
- George Bernard Shaw
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-01 00:00 | 【昔】小さい頃からの想い出
4月だ~☆

のん -広島焼- (本住吉)
  http://www.sfc.wide.ad.jp/~funya/blog/archives/2009/04/01/

M bar K Bar & Kitchen -Irish Pub- (元住吉)
  http://www.sfc.wide.ad.jp/~funya/blog/archives/2009/04/02/
[PR]
# by gitanjali | 2009-04-01 00:00 | 【美】美味しいもの、緑のもの